「照明を選びたいけれど、何を基準に選べばいいかわからない」
そんな経験はありませんか?
照明を選ぶとき、デザインだけで決めてしまいがちですが、
実は「光の色」と「明るさ」も、お部屋の過ごしやすさや雰囲気を左右する大切なポイントです。
電球色・温白色・昼白色、ルーメンやケルビンなど、照明には聞き慣れない言葉もたくさんありますよね。
そこで今回は、照明を選ぶ前に知っておきたい「光の色」と「明るさ」の基本を、できるだけ分かりやすくご紹介します。
次回からは、この基本をもとにリビング・ダイニングそれぞれの照明選びについてご紹介していきます。
1. 光の色は大きく分けて3種類

同じお部屋でも、照明の色を変えるだけで雰囲気は大きく変わります。
住宅でよく使われる光の色として、まず覚えておきたいのが、
「電球色」「温白色」「昼白色」の3つです。
電球色
オレンジがかった、暖かみのある光です。
落ち着いた雰囲気をつくりやすいため、ゆっくりくつろぎたいリビングや寝室、食事を楽しむダイニングなどにおすすめです。
ホテルやレストランのような、落ち着いた空間をつくりたいときにも取り入れやすい光です。
温白色
電球色と昼白色の間にあたる、暖かさを残しながらも自然に見えやすい光です。
「電球色だと少しオレンジが強いけれど、昼白色ほど白くしたくない」
そんなときにも選びやすく、リビング・ダイニングなど幅広い空間に取り入れやすい色です。
昼白色
太陽の光に近い、すっきりとした白っぽい光です。
文字や細かなものも見やすいため、勉強や仕事、作業をするスペースなどにも向いています。
リビングの一角をワークスペースとして使っている場合などにも取り入れやすい光です。
迷ったら「そこで何をするか」で考える
光の色を選ぶときは、
くつろぐ → 電球色
くつろぎ+日常生活 → 温白色
勉強・仕事などの作業 → 昼白色
というように、その場所でどのように過ごしたいかを考えてみましょう。
同じリビングでも、過ごし方によって適した光は変わります。
2. 「K(ケルビン)」って何?

照明を探していると、
2700K、3500K、5000K
などの数字を見たことはありませんか?
この「K」はケルビンと読み、光の色を数値で表した「色温度」の単位です。
基本的には、
数値が低い → オレンジがかった暖かい光
数値が高い → 白っぽく、さらに高くなると青みを感じる光
と覚えておけばOKです。
例えば、
同じ白い壁のお部屋でも、色温度を変えるだけで見え方や感じる雰囲気が変わります。
照明器具を選ぶときは「電球色」という名前だけでなく、
Kの数字も一緒に確認してみると、よりイメージに近い光を選びやすくなります。
3. 明るさを見るなら「lm(ルーメン)」

次に知っておきたいのが、照明の明るさです。
照明器具を選ぶときに、「何W(ワット)なら明るい?」
と考える方も多いのではないでしょうか。
ここで覚えておきたいのが、
W(ワット)=消費する電力
lm(ルーメン)=光源から出る光の量
という違いです。
つまり、照明の明るさを比較するときに確認したいのは、「何lmあるのか」ということ。
LED照明では、少ない消費電力でも明るい商品があるため、Wの数字だけでは明るさを単純に比較できません。
照明を購入するときは、ぜひ商品に記載されている「lm(ルーメン)」にも注目してみてください。
「○W相当」って何?
LED電球を見ると、
「40形相当」「60形相当」などと書かれていることがあります。
これはLED自体が40W・60Wを消費しているという意味ではなく、従来の電球の明るさに置き換えたときの目安として表示されています。
「W=明るさ」と思っていた方は、ここを知っておくだけでも照明が選びやすくなります。
4. お部屋が広くなれば、必要な明るさも変わる

同じ照明でも、6畳のお部屋と広いリビングでは、感じる明るさが変わります。
そのため照明器具には、
「~6畳」
「~8畳」
「~10畳」
など、適用畳数の目安が記載されている商品もあります。
「デザインが好きだから」という理由だけで選ぶのではなく、使用するお部屋の広さに対応しているかも確認しておきましょう。
ただし、同じ広さのお部屋だからといって、必要な照明がまったく同じになるとは限りません。
例えば、
天井の高さ・壁や床の色・照明器具の光の広がり方・間接照明の有
などによっても、明るさの感じ方は変わります。
また、リビングのような広い空間では、一つの照明だけで必要な明るさを確保するのではなく、
ダウンライトやフロアライト、間接照明など複数の光を組み合わせる方法もあります。
この「光の組み合わせ方」は、次回のリビング照明編で詳しくご紹介します。
5. 「調光」と「調色」を上手に使う

一つのお部屋でも、朝と夜では過ごし方が違いますよね。
そんなときに便利なのが、調光・調色機能です。
似た言葉ですが、
調光 → 光の明るさを変える
調色 → 光の色を変える
という違いがあります。
例えばリビングなら、
昼間に仕事や読書をするときは明るく、すっきりとした光に。
夜にソファでゆっくり過ごすときは、明るさを少し落として暖かみのある光に。
同じお部屋でも、光を変えることで過ごし方に合わせた空間をつくることができます。
「リビングで仕事もするし、夜はゆっくり映画も観たい」というように、
ひとつのお部屋をいろいろな用途で使う方には特に便利な機能です。
まとめ
照明を選ぶときは、デザインだけでなく、「光の色」と「明るさ」にも注目してみましょう。
まず覚えておきたいのは、
K(ケルビン)=光の色
lm(ルーメン)=光の量
W(ワット)=消費電力
という違いです。
さらに、電球色・温白色・昼白色を過ごし方に合わせて選んだり、
調光・調色を取り入れたりすることで、同じお部屋でもさまざまな雰囲気を楽しむことができます。
そして、照明は一つだけで考える必要はありません。
次回は、今回ご紹介した光の基本をもとに、
「読書をするとき」「映画を観るとき」「家族でくつろぐとき」など、
リビングでの過ごし方に合わせた照明の取り入れ方を、イメージ写真と一緒にご紹介します。
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・材質・仕上:鋼板、鋼管、塗装仕上げ
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・材質・仕上:鋼板、ガラス(スモーク色塗装)仕上げ
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